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パートナーシップの本質 - 対等で平等が自由な関係性という贈りものになること

こんにちは、Dr.EKO博士です。

「パートナーシップについて、様々なセミナーや講座を受けてきたのですが、まだ上手くいかなくて...」

最近、こんな相談をよく受けます。

一生懸命学び、実践しようとしているのに、なかなか思うような関係性が築けないと悩む方々の声を聞くたびに、私は考えます。

もしかしたら、私たちは何かを見落としているのかもしれません。

パートナーシップは、まるで「スライバーになろう!」というフレーズが示す真実と同じかもしれません。まるで1000円支払えば先への自己肯定感や自己愛が手に入るかのような、そんな一元論的な考え方では、本当の幸せは見つからないのです。

パートナーシップという深い絆からくる幸福も、同じなのかもしれません。

なぜでしょうか?

それは、パートナーもまた一人の人間であり、一つの生命だからです。お庭に生える雑草と何ら変わらない、自然の摂理に従って生きる存在なのです。お金を払って、マニュアル通りに育てられる観葉植物ではありません。

私たちの新しい気づき

実は、パートナーシップにおける価値観の違いや共通点は、努力して「見つけ出す」ものではありません。

庭づくりとしての関係性

私の研究室の窓の外には、小さな庭があります。毎朝、この庭を眺めながら、パートナーシップについて考えることがあります。

庭には、様々な植物が育っています:

- 太陽を求めて伸びる木々

- 日陰を好む苔

- 色とりどりの花々

- たくましい雑草

これらは、互いに異なる性質を持っていますが、決して「違いを克服」しようとはしません。それぞれが自分の方法で成長し、時には予想もしない形で調和を生み出すのです。

日々の発見という宝物

研究者である私が、最近特に注目しているのは「偶発的な発見の価値」です。

科学の世界では、多くの重要な発見が「探そうとして見つかった」のではなく、日常の観察や実験の中で「思いがけず出会った」ものでした。

パートナーシップにおける共通点も、実はそれと同じかもしれません。

例えば:

- 何気ない朝の会話から見つかる意外な考えの一致

- 困難に直面した時に自然と現れる支え合いの形

- 日常の小さな選択の中に垣間見える共通の価値観

これらは、まるで庭を歩いているときに見つける、きらりと光る小石のようなものです。

対等で平等な関係性という土壌

良い発見が生まれるためには、適切な環境が必要です。私は、これを「関係性の土壌理論」と呼んでいます。

健康な土壌の特徴:

1. 互いを尊重する空気

2. 自由に成長できる空間

3. 適度な距離感

4. 豊かな栄養(信頼と理解)

この土壌があれば、価値観の違いさえも、関係性を豊かにする養分となるのです。

予期せぬ発見を楽しむ

私の最新の研究で見えてきた興味深い事実があります。

「価値観の違いに悩むカップル」よりも、「日々の小さな発見を楽しめるカップル」の方が、はるかに充実した関係性を築いているのです。

なぜでしょうか?

それは、彼らが:

- 「こうあるべき」という固定観念から自由である

- 互いの違いを「問題」としてではなく「個性」として受け止めている

- 予期せぬ発見を「うれしい偶然」として楽しめる

からなのです。

対等と平等 - チケットとしての権利

とても興味深いスラトレ®理論をご紹介したいと思います。

パートナーシップにおける「対等」と「平等」。

この二つの概念は、まるでそれぞれが持っている「チケット」のようなものだと考えてみてください。

例えば:

- あなたがパートナーから何かに誘われたとき

- パートナーがあなたに何かを提案したとき

- 二人で決めごとをするとき

このような場面で、あなたには「断るチケット」と「提案するチケット」の両方があります。パートナーにも同じチケットがあります。これが「平等の権利」です。

そして、実際にそのチケットを使って「断る」ことも「提案する」こともできる立場にいること。これが「対等な立場」なのです。

大切なのは:

- チケットは常に両者が持っている

- お互いのチケットの価値は完全に同じ

- 断るチケットも提案するチケットも、枚数は同じで無制限

- 使用期限は無期限

- 何回使っても良い

- 使っても減らない

- 誰かの許可を得る必要がない

- 使ったことを責められない

つまり、このチケットには「等級」も「座席の良し悪し」もないのです。VIPチケットでもエコノミーチケットでもなく、ただシンプルに、同じ価値を持つチケット。それが、パートナーシップにおける対等で平等な権利なのです。

Dr.EKO博士からのメッセージ

私たちは時として、あまりにも真面目に「価値観の違い」と向き合いすぎているのかもしれません。

まるで、庭の中の植物に「同じ方向に育つように」と強制するようなものです。

でも、本当に必要なのは:

- 互いを信頼し、

- 対等な関係性を育み、

- 日々の小さな発見を愛でる心

- そして、お互いの「チケット」を尊重する気持ち

なのではないでしょうか。

皆さんの関係性が、まるでディズニーランドのフリーパスのように、「これがしたい」「あれを試してみたい」という自由な提案と選択に満ち、二人で心おきなく楽しめるものとなりますように。

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